医学総合図書館(旧HPはこちら
 溝口病院図書室(HPはこちら
 ちば総合医療センター図書室
 
 

医学総合図書館カレンダー

前年2018次年
前月04次月
1
予定なし
2
予定なし
3
予定なし
4
予定なし
5
予定なし
6
予定なし
7
予定なし
8
予定なし
9
予定なし
10
予定なし
11
予定なし
12
予定なし
13
予定なし
14
予定なし
15
予定なし
16
予定なし
17
予定なし
18
予定なし
19
予定なし
20
予定なし
21
予定なし
22
予定なし
23
予定なし
24
予定なし
25
予定なし
26
予定なし
27
予定なし
28
予定なし
29
予定なし
30
予定なし
 
9:00~24:00(12:30)
 
9:00~24:00(17:00)
 
閉館
イベント
アラート
21845
 
ログインを行うと利用状況を確認することができます。

 

医学総合図書館からのお知らせ

新任館長の挨拶


 
 
医学部精神神経科学講座 主任教授 池淵恵美

 このたび2018年4月1日付けで医学総合図書館の図書館長を拝命いたしました。前任である内田館長が行ってきたたくさんの改革を引き継ぎ、図書館が多くの皆さまのお役にたてるよう、微力ながら尽力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 世の中は書籍離れが進んでおり、特に若い世代の人たちはあまり教科書を読まず、もっぱらインターネットに頼って情報を集める時代となっています。その中にあって、手にとって読む書籍の良さ、有用さを伝えていく場としてありたいと考えています。さらに日々更新されていく医療関係の膨大な情報を、どのように効率よくお伝えし、学生・教職員の学習・研究・診療を支援することができるかが、大きな課題となっております。そのため図書館でも実際の教育や研究の現場でのこうした情報収集にお役立ていただけるように、新しい検索システムやオンラインジャーナルの充実に力を入れていますので、ぜひホームページをご覧になってください。
 一方図書館にはベテランのスタッフがおり、そうしたシステムの活用や図書・文献の検索に助力いたしますので、ぜひ図書館に足を運んでみていただきたいと思います。今後の発展を見据えたご意見をいただけましたら幸いです。
 2018年4月吉日
 
学習・研究支援ツール
(学内専用)

 
  *ツールの概要は、旧医学総合図書館ホームページをご覧ください。
 

新着案内

貸出ランキング

  • 医療情報科学研究所編. -- 第2版. -- Medic Media, 2014. -- (病気がみえる / 医療情報科学研究所編 ; v. 8).<図書>
  • 医療情報科学研究所編. -- 第4版. -- メディックメディア, 2017. -- (病気がみえる / 医療情報科学研究所編 ; v. 2).<図書>
  • 医療情報科学研究所編. -- 第4版. -- Medic Media, 2014. -- (病気がみえる / 医療情報科学研究所編 ; v. 3).<図書>

Paper of the Month



2018. Feb-3

溝口病院 産婦人科学講座


「卵巣チョコレート嚢胞に生じた骨盤腹膜炎における緊急手術介入のリスク因子に関する後方視的観察研究」
Predictive factors for emergent surgical intervention in patients with ovarian endometrioma hospitalized for pelvic inflammatory disease: A retrospective observational study.
Matsuyama R, Tsuchiya A, Nishii O.
J Obstet Gynaecol Res.
2018 Feb;44(2):286-291.

 卵巣チョコレート嚢胞は、破裂や感染により骨盤腹膜炎を引きおこす。抗菌薬による保存的治療が奏功する症例と、奏功せず緊急外科的介入を要する症例があるが、治療開始時点でその予測は困難である。卵巣チョコレート嚢胞の骨盤腹膜炎は生殖年齢に生じやすく、治療法の選択には卵巣機能への配慮が必要で、重症の卵管卵巣膿瘍では速やかなドレナージも考慮されることから、重症化のリスク因子の把握は重要である。本研究では、卵巣チョコレート嚢胞において抗菌薬が無効で緊急外科的介入を必要とする症例のリスク因子を明らかにすることを目的とした。倫理委員会承認のもと、2008年1月から2013年12月に当科で骨盤腹膜炎の入院治療をした卵巣チョコレート嚢胞症例22例を、抗菌薬無効で緊急手術を要した群(n = 6)と、抗菌薬が奏功して退院した群(n = 16)に分け、後方視的に検討した。その結果、緊急手術群では、骨盤腹膜炎発症前の‘子宮内または骨盤内の操作(子宮内膜細胞診、体外受精、胚移植、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査)’が有意に多かった(83% vs 38%、オッズ比8.33、95%信頼区間1.02-181.3、p = 0.048)。また、緊急手術群では、骨盤腹膜炎の発症から点滴抗菌薬治療開始までの期間が有意に長かった(6.5日 vs 1日、オッズ比1.28、95%信頼区間1.01-1.75、p = 0.041)。本研究の結果から、骨盤腹膜炎発症前の‘子宮内または骨盤内の操作’および、骨盤腹膜炎の発症から点滴抗菌薬治療開始までの期間が、重症化予測に有用な因子であることが明らかとなった。
 医学部附属溝口病院産婦人科では、子宮筋腫や卵巣嚢胞に対する腹腔鏡下手術を中心に、悪性腫瘍の治療も含め、年間約500件の手術を行っております。ご興味のある方は是非お気軽にお声掛けください。
文責: 松山玲子
(reikomATmed.teikyo-u.ac.jp)
(2018.04.11)
 

Paper of the Month



2018. Mar-1

薬学部 医療薬学講座
物理薬剤学研究室


「Abcd1 欠損マウス脳内のリン脂質の網羅的解析及びイメージング解析」
Profiling and Imaging of Phospholipids in Brains of Abcd1-Deficient Mice.
Hama K, Fujiwara Y, Morita M, Yamazaki F, Nakashima Y, Takei S, Takashima S, Setou M, Shimozawa N, Imanaka T, Yokoyama K.
Lipids.
2018 Jan;53(1):85-102.

 副腎白質ジストロフィー (X-ALD) は、脱髄を含む神経症状と副腎の障害を特徴とするX連鎖劣性の遺伝子疾患です。X-ALDの原因遺伝子はABCトランスポーターの1つのABCD1であり、ABCD1は極長鎖脂肪酸をペルオキシソーム内へ輸送機能を担っています。X-ALD患者ではこの輸送過程に異常が生じる結果、ペルオキシソーム内における極長鎖脂肪酸代謝のβ酸化が低下し、極長鎖脂肪酸が細胞内および細胞外に蓄積します。しかし、極長鎖脂肪酸蓄積と、脱髄をはじめとする多様なX-ALDの病態の関連は不明です。また、極長鎖脂肪酸が生体内で、実際にどのような存在様式をとるかという点については不明な点が多く残されています。これまで、X-ALD患者由来の線維芽細胞、あるいは血漿を用いた脂質解析により、極長鎖脂肪酸を含有するリン脂質が解析されておりますが、ABCD1の機能破綻により、中枢神経内でどのようなリン脂質代謝変化が生じるかは不明でした。我々は、高速液体クロマトグラフィーおよび質量分析計により、各種リン脂質を網羅的に計測する方法を開発し、ABCD1欠損マウスの脳のリン脂質組成を詳細に解析しました。その結果、極長鎖脂肪酸がグリセロリン脂質のsn-1位に含まれていること等を見出し、極長鎖脂肪酸特異的な代謝機構が生体に存在することを示しました。さらに、最新のイメージング質量分析器を用いて脳内の極長鎖脂肪酸含有リン脂質の空間分布を詳細に把握することに成功しました。これらのマウスのを用いた基礎的知見を起点として、臨床検体の詳細な解析を今後展開することで、X-ALDの病態解明および新規診断マーカーの開発の手掛かりになることが期待されます。
 当研究室では、様々な脂質の代謝および分析方法の開発を行っておりますので、ご興味をお持ちいただけましたらご連絡下さい。
文責:濱弘太郎
(khamaATpharm.teikyo-u.ac.jp)
(2018.04.26)