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Paper of the Month



2018. Aug-1

医療技術学研究科 診療放射線学専攻 医学物理グループ


「超解像を利用したコーンビームCTの画質改善」
Image quality improvement in cone-beam CT using the super-resolution technique.
Oyama A, Kumagai S, Arai N, Takata T, Saikawa Y, Shiraishi K, Kobayashi T, Kotoku J.
J Radiat Res.
2018 Jul 1;59(4):501-510.

 典型的に30回ほどの照射が治療ごとに要求される外部放射線療法においては,治療計画時に撮影したCT画像と,照射時の患者の体内を同じにそろえることは容易ではない.例えば,腸内のガスの存在は,治療計画時の想定を大きく変えることになるため,潜在的な危険を孕んでいる.そこでIGRTと呼ばれる現行の標準的な治療法では,患者セットアップのために,コーンビームCTと呼ばれる小型で特殊なタイプのCT装置を使い,毎回の患者の状態を確認するのだが,このコーンビームCTは,画質が悪いという欠点があった.この問題に対し,我々の研究グループは,コーンビームCTの画像の辞書と呼ばれる画像基底のようなものを用意し,スパースな画像表現を見つけた後,治療計画CT画像の辞書で対応する部分を置換する超解像と呼ばれるスパースコーディングの手法を用いて,画質改善を行った.改善された画像は,最新の患者の体内の幾何情報を見事に保持しており,画質は治療計画CTに迫るものであった.
 本学医学物理グループは,数学,情報,物理を基盤とするアプローチで,現代医療を前進させるための研究を行っています.ご興味のある方は,ご連絡ください.
文責:古徳 純一
(kotokuATmed.teikyo-u.ac.jp)
(2018.09.27)
 

Paper of the Month



2018. Aug-2

医学部 救急医学講座


「救急室での外傷手術が手術の適時性にあたえる影響」
Performing trauma surgery in the emergency room impacts the timeliness of surgery.
Ito K, Nakazawa K, Nagao T, Chiba H, Miyake Y, Sakamoto T, Fujita T.
Journal of Surgical Research.
2018 Aug 3;232:510-516.

 日本の多くの救命救急センターでは、外傷初療室は手術室仕様になっており、ほとんどの緊急止血術が救急部門で可能である。一方、北米では、緊急室開胸などを除き、外傷初療室での手術はめったに行われない。本邦では当たり前のように行われていることに疑問を抱き、そのアウトカムを明らかにしたことに本論文の意義がある。
 2013年から2017年まで、50例の救急室手術症例(ER群)と55例の手術室手術症例(OR群)を比較した。ER群のほうが手術開始までの時間が短く(43分対109分)より院内死亡率が高かった。(38.2%対0%)より緊急度の高い重症症例ほどERで手術されていたと考察される。
 帝京大学病院高度救命救急センターでは、2017年よりHybrid-ERシステムが導入された。本論文はこれより以前の治療成績である。Hybrid-ERシステム導入により、さらなる時間短縮が期待され、救命率向上の可能性がある。
文責:藤田 尚
(2018.10.15)