レビュー一覧 1件~10件(全1930件)

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ぽかぽか、ふわっと、にゃー、な本

かわいい。いとおしい。まるい。やさしい。あたたかい。うつくしい。やわらかい。あかるい…そんな形容詞で胸がふわっといっぱいになるこの作品は、小説家角田光代さんがその愛猫トトとの穏やかな日常を綴ったエッセ… 続きを見る

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まだ事件は終わっていなかった!

 最後の一文を読んで欲しい。 とにかく読んで欲しい。 ネットが発達した今、顔も見たこともない人と簡単につながれる時代になった。そんな時代だからこそ、この本の最後に主人公が言ったセリフにとても感じるもの… 続きを見る

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疾風ロンド

東野圭吾著. -- 実業之日本社, 2013. -- (実業之日本社文庫 ; ひ12).
ISBN:9784408551487

爽快雪山サスペンス!

本書は映画化もされた東野圭吾作品の名作の1つである。ある日雪山に強力な生物兵器を埋めた、場所を知りたければ3億円払えとの脅迫状が届いた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。しかし、そう脅迫して… 続きを見る

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十角館の殺人

綾辻行人[著]. -- 新装改訂版. -- 講談社, 2007. -- (講談社文庫 ; [あ-52-14]).
ISBN:9784062758574

孤島の恐怖

著者である綾辻行人さんは本書である「十角館の殺人」でデビューし数々の賞を受賞してきた。本書は1987年に刊行されて以来、多くの読者に読まれてきた名作である。舞台は大分県の沖にある孤島、角島。四方を断崖… 続きを見る

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すいかの匂い

江国香織著. -- 新潮社, 2000. -- (新潮文庫 ; え-10-6).
ISBN:4101339163

質量をもった遠い夏たちに

最近暑い日が続いて、いよいよ夏が来た!という感じがする。夏休みが始まる前に、あるいは終わった直後に毎年必ず読み直している、私にとってすごく大切な作品がある。『すいかの匂い』は少女たちが語る「夏の秘密」… 続きを見る

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コンビニ人間

村田沙耶香著. -- 文藝春秋, 2018. -- (文春文庫 ; [む-16-1]).
ISBN:9784167911300

私たちは「正しい」世界で生きている

 『コンビニ人間』は2016年の芥川賞を受賞している作品だ。私は村田沙耶香の作品を初めて読んだが、世間からみた「正しさ」とは何か、主人公の幸せとは何か、深く考えさせられた。 主人公は、古倉恵子36歳。… 続きを見る

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暗幕のゲルニカ

原田マハ著. -- 新潮社, 2018. -- (新潮文庫 ; 10941, は-63-2).
ISBN:9784101259628

新感覚アートサスペンス

「芸術は爆発だ」、この言葉を聞いたことある方も多いかもしれない。この言葉は芸術家の岡本太郎さんが言った言葉だ。この言葉の意味をどういった解釈でとらえるかはその人次第だと思うが、私はは芸術の可能性は無限… 続きを見る

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自殺会議

末井昭著. -- 朝日出版社, 2018.
ISBN:9784255010939

「自殺」を考えた事ありますか?

 「自殺」を考えた事ありますか? 私は、あるかないかで問われれば、あるともあったとも言えますし、無かったとも言えます。思春期特有の情緒不安定な感情のまま行動していたので、今思えば本気で考えた事はないの… 続きを見る

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複数の物語が一つに

今回の作品は作者には珍しい恋愛短編集となっており、シンガーソングライターの斎藤和義さんに作詞を頼まれたことから生まれた作品となっています。また、作者は斎藤和義さんのファンで作者の作品『フィッシュストー… 続きを見る

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コンビニ人間

村田沙耶香著. -- 文藝春秋, 2018. -- (文春文庫 ; [む-16-1]).
ISBN:9784167911300

それって本当に、隣の人と同じかたち?

ふと靴を履いたまま、家の中で過ごしてみたいと思った。特に理由はないけど楽しそうだと思った。お母さんに相談したら怒られた。「外国人じゃあるまいし」。確かに。私は日本人だ。多くの日本人は普通、家の中では靴… 続きを見る